アイフレイルをご存じですか

　加齢によって目の機能が低下した状態を「アイフレイル」と呼び、健康な目から視覚障害に至るまでの中間の状態の ことを言います。加齢と共に増加する主な眼疾患は、「緑内障」「白内障」「加齢黄斑変性」「糖尿病網膜症」など。 どれも初期には自覚症状が少なく、１０年くらいかけて徐々に進行します。しかし検診で眼底写真を１枚撮るだけでも、 かなり高い確率で早期発見ができます。

アイフレイル予防の目的は、目の病気を治すためだけではありません。
アイフレイルは、フレイル(加齢に伴い心身の働きが弱り要介護になる手前の状態)やオーラルフレイル(口腔機能の低下） にも影響を及ぼし、健康寿命を短縮させます。
海外の研究では視覚障害があると、転倒・骨折のリスクが２・５倍、うつ症状のリスクが約２・７倍増加するという 報告があります。
４０歳を過ぎたら一度は眼科検診をおすすめします。

アイフレイルの自己チェック

※２つ以上該当したらアイフレイルの可能性があります。